第71期ALSOK杯王将戦第4局 将棋・藤井聡太四冠が王将奪取 最年少19歳で五冠に!

3冠vs4冠の頂上決戦、ALSOK杯王将戦第4局は挑戦者の藤井聡太竜王が渡辺明王将を降し、4勝0敗で初の王将位を獲得、史上最年少で5冠(竜王、王位、叡王、棋聖)を達成しました。渡辺王将は名人と棋王の2冠となり、「藤井1強時代」の到来を告げるシリーズとなりました。

朝日新聞将棋取材班@asahi_shogi·4分村)王将戦第4局は挑戦者の藤井聡太竜王が渡辺明王将に勝ち、対戦成績4勝0敗でタイトルを奪取しました。藤井竜王は史上4人目の五冠を達成。19歳6カ月での五冠は最年少記録です。渡辺王将は名人・棋王の二冠となりました(写真は2日目開始時、日本将棋連盟提供)

スポニチ王将戦【公式】@sponichi_ohsho·4分藤井新王将誕生!最年少で史上4人目の5冠獲得 第71期王将戦で渡辺王将に4連勝― スポニチ Sponichi Annex 芸能

将棋の藤井聡太竜王(王位・叡王・棋聖=19)が渡辺明王将(名人・棋王=37)に挑戦する、第71期ALSOK杯王将戦7番勝負第2局(主催 毎日新聞社・スポーツニッポン新聞社・日本将棋連盟)は11、12日、東京都立川市で行われ、後手の藤井が勝って開幕4連勝で王将を初奪取、5冠になった。19歳6カ月での5タイトル同時保持は史上最年少。5冠を達成したのは史上4人目で、羽生善治九段(51)の22歳10月の最年少5冠の記録を28年ぶりに更新し、史上初の「10代5冠」が誕生した。

羽生善治九段「19歳での5冠達成は驚嘆すべき大記録。不思議ではない」藤井聡太5冠を祝福 

93年に最年少5冠記録を打ち立てた羽生善治九段(51) 19歳での5冠達成は驚嘆すべき大記録です。一方で昨今の内容の充実ぶりを考えると不思議ではないとも思います。今回の王将戦のシリーズは激戦の対局が続きましたが、その中で藤井さんの紙一重の強さが光りました。

勝率ランキング(対局数30局以上を対象)

1位 伊藤匠四段   39-9 (.8125)
2位 藤井聡太五冠  51-12(.8095)
3位 服部慎一郎四段 36-10(.783)
4位 八代弥七段   35-10(.778)

藤井聡太五冠は勝率は2位のままです